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定められた用法用量を守る

薬において副作用がでた原因として最も多い原因は薬の過量使用(使いすぎ)です。定められた用法用量を超える量を服用することによる副作用です。処方薬の場合は医師が患者の状態や体質などを考慮して用量を決めますし、市販薬の場合もしっかりと定められています。

過量使用は薬の副作用が起こる最大の原因

副作用の原因として最大の原因は薬の過量使用(定められている用量よりも多く量を摂取する)が挙げられます。
例えば、鎮痛剤を飲んだが効果が出なかったので、続けて服用するなどが過量使用にあたります。病気や痛みを早く治したいという気持ちはわかりますが、こうした薬の過量使用は副作用を誘発する最大の原因です。

このほか、過量使用とは若干異なりますが、複数の薬を飲み合わせすることも副作用が起こる原因となります。医師が処方する処方薬については、それぞれの薬がもたらす作用についても考えた上で処方しているので問題ありませんが、自分の判断で複数の市販薬を飲んだり、市販薬と処方薬を組み合わせするなどはそれぞれの薬の効果が重なって、非常に強い作用を引き起こし副作用を併発するリスクが高まるの他、主作用(薬がもたらす良い作用)についても薬が邪魔しあって本来の力を出せなくすることもあります。

薬は使用量を多くすればより効果がでるというものではありません。過量使用には十分に気をつけてください。