検査項目の概要
血小板は、けがなどで血管が傷ついたときに血液を固める働きに関わります。血小板数はCBCに含まれることが多い検査です。
何を調べる検査か
出血しやすさ、血栓傾向、肝疾患、骨髄の病気、感染や炎症、薬剤の影響などを考える材料になります。
基準値の目安
一般に 15.5〜36.5万/μL 程度を目安にする施設がありますが、基準範囲は検査機関や測定方法で異なります。
基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などによって異なります。結果表に記載された基準範囲と医師の説明を優先してください。
高い場合・多い場合に考えられること
- 感染、炎症、出血後、貧血、血液疾患などと関連することがあります。
- 一時的な変動もあるため、白血球やCRP、鉄関連項目などとあわせて確認します。
低い場合・少ない場合に考えられること
- 肝硬変、ウイルス感染、自己免疫、薬剤、骨髄の病気、ビタミン不足などと関連することがあります。
- 鼻血、あざ、点状出血、血尿、血便などがある場合は早めに相談しましょう。
関連する病気
関連する検査項目
結果の組み合わせから確認したいこと
血算の異常は、単独の数値だけで病名を判断できません。赤血球系、白血球系、血小板、炎症反応、鉄代謝、症状を組み合わせて確認します。
| 健診結果・症状の組み合わせ | 整理したい情報 | 医療機関で確認したいこと |
|---|---|---|
| Hb・赤血球・Htが低く、MCVも低い | 鉄欠乏性貧血、出血、月経量、便潜血、フェリチン、血清鉄を確認します。 | 鉄剤やサプリを自己判断で始める前に、出血や背景疾患の確認が必要か相談します。 |
| 白血球数・白血球分画・CRPが高い | 発熱、痛みの部位、咳、尿症状、薬剤、画像検査、過去値を整理します。 | 白血球数だけで感染症や血液疾患と決めず、症状と追加検査をあわせて確認します。 |
| 血小板が少なく、あざ・鼻血・血尿がある | 服薬、肝機能、白血球・赤血球、脾腫、出血症状、尿潜血・便潜血を確認します。 | 抗血小板薬・抗凝固薬を自己判断で中止せず、出血症状の程度を早めに相談します。 |
| 網赤血球が高く、ビリルビンやLDHも高い | 溶血、出血後の反応、黄疸、尿色、LDH、総ビリルビン、肝機能を整理します。 | 溶血性貧血や肝胆道系の病気を自己判断せず、血液内科・内科で確認します。 |
医療機関に相談したいケース
- 血小板数が大きく外れ、再検査や精密検査の指示がある場合。
- 鼻血、歯ぐきからの出血、あざ、点状出血、血尿、血便がある場合。
- 血液を固まりにくくする薬を使っていて、結果が気になる場合。
症状が強い場合や急な変化がある場合は、健康診断の再検査日を待たずに医療機関へ相談してください。
よくある質問
血小板が少ないとき何を確認しますか?
程度や原因によって意味が異なります。出血症状がある場合や大きく低い場合は医療機関で確認してください。
血小板が多いと血栓ができますか?
多い理由は炎症や貧血などさまざまです。血小板数だけで血栓リスクを判断せず、他の検査や背景を確認します。
参考・出典
- MedlinePlus「Platelet Tests」(参照日: 2026-07-02)
- MedlinePlus「Complete Blood Count (CBC)」(参照日: 2026-07-02)
医療情報に関する注意
このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は、医療機関へ相談してください。