健康診断.com心電図検査ガイド>心電図検査の検査方法と特徴

心電図検査の検査方法と特徴について

心電図検査と一口に言っても実に様々な検査方法があります。ここでは、それら心電図検査の検査方法とその特徴について解説していきます。

心電図検査方法一覧

一般的に実施されている心電図検査法6種類の意義や特徴などを解説していきます。

12誘導心電図

12誘導心電図検査は最も一般に用いられる心電図検査法。定期健康診断などで実施される心電図検査方法です。ベッドに横たわった安静な状態で6つの電極を付けてそのまま測定する心電図検査です。傷みなどは伴いません。

 

ホルター心電図

ホルター心電図検査とは、24時間に渡って心電図を連続して記録する心電図検査法です。特に不整脈など短時間では測定できない場合などに用いられます。

 

イベント心電図

イベント心電図検査とは、携帯することができる程度の大きさの心電図機器を用いた検査法です。いつでも計測が可能となっており、症状が現れたときに自分で心電図を計測する事ができます。

 

運動負荷心電図

運動負荷心電図検査とは、運動した際に不整脈がでることもある為、運動後の心電図を測定する検査方法。一定の運動の後に心電図を測定します。マスター二段階テストやエルゴメーター検査などが有名な心電図検査法です。

 

体表面電位図

体表面電位図検査とは、特殊な検査が必要な場合に行われる心電図検査です。約100もの電極を体につけて、心臓の電気信号を細かくコンピュータなどで分析する検査方法です。

 

電気生理学的検査

電気生理学的検査とは、心臓の中にカテーテル電極と呼ばれるものを挿入し、心房や心室の電位を記録したり、意図的に電気刺激を加えて、頻拍発作を起こさせたりして不整脈の起こり方を調べる心電図検査法です。

 

家庭用心電図検査キット

胸痛(胸の痛み)や動悸・息切れの症状はあるけど忙しくて中々病院にはいけないという方には家庭用の心電図検査キットを利用してみるというのも一つの手段です。家庭用心電図キットでは、動悸・息切れなどの症状が出た際に数十秒で測定が可能なお手軽な心電図検査アイテムです。