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炎症反応検査(血液検査)とは

炎症反応検査の各項目と当該検査における検査結果と予見される病気・疾患などを解説していきます。

炎症反応検査の検査項目

以下は、炎症反応検査の検査により表示される項目と簡単な説明です。リンク先では、これらの項目についてさらに詳細に解説しています。

赤血球沈降速度(ESR)

赤血球沈降速度(赤沈)とは名前の通り血液中の赤血球が試薬内を沈むスピードを検査します。赤血球沈降速度(赤沈)の速度が基準値から外れているのは体内で何らかの異常が発生していることを示す事が多いので、赤血球沈降速度(赤沈)は結核やその他様々なな疾患の状態把握の際に検査される血液検査項目です。

 

C反応性蛋白(CRP)

C反応性蛋白(CRP)とは、体内での炎症反応や組織が破壊された際に血中に現れるタンパク質です。肺炎球菌のC多糖類と結合する事からC反応性と呼ばれます。CRPという略称で呼ばれることも多く、主には感染症や肺炎(他炎症も含む)などの検査の際に行なわれます。

 

リウマチ因子(RA)

リウマチ因子(リウマトイド因子)とは、主に関節リウマチの検査に利用される血液検査項目です。通常の血液中には存在しないリウマチ因子(RF抗体)の有無を調べる血液検査で、強陽性の場合は慢性間接リウマチや悪性間接リウマチである場合が多いのですが、リウマチ因子検査だけでリウマチと断定することはできません。