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血糖検査(血液検査)とは

血糖検査では、主に血糖値の測定やヘモグロビン、グリコアルブミンなどの血液検査を行います。ここでは、血糖検査における検査項目やその基準数値、血糖検査による疾患・病気の疑いなどを解説していきます。

血糖検査の検査項目

以下は、血糖検査の検査により表示される項目と簡単な説明です。リンク先では、これらの項目についてさらに詳細に解説しています。

血糖(GLU)

一般的には血糖として血液中の「ブドウ糖(D-グルコース)」が測定されます。血糖は脳や筋肉のエネルギー源です。主に血糖検査は糖尿病の診断において最も重要な検査項目の一つとして利用されます。

 

ヘモグロビンA1C(HtA1C)

ヘモグロビンA1Cとは、ヘモグロビンと糖が結合したものです。ヘモグロビンA1C(HtA1C)を調べることにより過去1〜3ヶ月程度の血糖値の平均値を測定する事ができる指標として、活用されます。

 

グリコアルブミン(GA)

グリコアルブミン(GA)とは、アルブミンと糖が結合したものです。グリコアルブミン(GA)を調べる事により過去2週間程度の血糖値の平均値を測定する事ができる指標として臨床検査の場で使われる検査項目です。

 

インスリン(IRI)

インスリン(IRI)検査はインスリンの分泌能力を評価する目的で検査される血液検査の項目です。インスリン分泌と抹消組織におけるインスリンの感受性を測定する検査項目で糖尿病の診断において有効な検査項目とされています。

 

糖負荷試験(OGTT)

糖負荷試験:とうふかしけん(OGTT)とは、血糖値が基準値よりもやや高い場合などに、それが糖尿病によるものなのかを検査するための血液検査の一種です。空腹時の血糖値を調べた後、75gのブドウ糖水溶液を飲み、その後2時間で血糖値がどの程度変化したかを調べるもので、糖尿病の判定に利用する血液検査です。