検査項目の概要

ESRは、血液中の赤血球が一定時間にどれくらい沈むかを測る検査です。炎症があると赤血球がまとまりやすくなり、沈む速度が速くなることがあります。

何を調べる検査か

炎症や感染、関節リウマチなどの自己免疫疾患、腎臓病、貧血などの確認材料になります。病気の経過観察に使われることもあります。

基準値の目安

一般に男性 0〜7 mm/1時間、女性 2〜16 mm/1時間などを目安にする資料がありますが、基準範囲は施設や測定方法で異なります。年齢や性別でも変わります。

基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などによって異なります。結果表に記載された基準範囲と医師の説明を優先してください。

高い場合・陽性の場合に考えられること

  • 感染症、関節炎、血管炎、炎症性腸疾患、腎臓病、自己免疫疾患などと関連することがあります。
  • 貧血や一部のがんなどでも高くなることがあります。
  • 年齢、妊娠、月経周期、肥満、飲酒、運動、薬剤の影響を受けることがあります。

低い場合・基準範囲内の場合に考えられること

ESRが低い場合は、多血傾向や一部の血液疾患、心不全、腎臓・肝臓の状態などと関連することがあります。結果だけで判断せず、他の項目とあわせて確認します。

関連する病気

関連する検査項目

医療機関に相談したいケース

  • ESRが高く、発熱、体重減少、関節の痛み、強い倦怠感などがある場合。
  • CRPや白血球数など他の炎症項目も高い場合。
  • 再検査や医療機関受診の指示がある場合。

緊急性がありそうな症状がある場合は、健康診断の再検査日を待たずに医療機関へ相談してください。

よくある質問

ESRとCRPは何が違いますか?

どちらも炎症を考える材料ですが、反応の出方や影響を受ける要因が異なります。医療機関では両方を組み合わせて見ることがあります。

ESRだけで判断せず何を確認しますか?

ESRだけで病名を決めることはできません。症状、診察、他の検査とあわせて確認します。

参考・出典

医療情報に関する注意

このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は、医療機関へ相談してください。