検査項目の概要

アルブミンは血液中のたんぱく質の中で大きな割合を占めます。水分やさまざまな物質の運搬に関わり、健康診断では総たんぱくと一緒に確認されることがあります。

何を調べる検査か

肝臓のたんぱく合成、腎臓からのたんぱく喪失、炎症や栄養状態、むくみの背景などを考える材料になります。

基準値の目安

一般に 3.8〜5.2 g/dL 程度を目安にする施設があります。基準範囲は検査機関や測定方法で異なるため、結果表の表示を優先してください。

基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などで異なります。結果表の基準範囲と医師の説明を優先してください。

高い場合に考えられること

  • アルブミンが高めの場合、脱水などで血液が濃縮している状況を考えることがあります。
  • 単独の高値だけで病気を決めず、水分摂取、採血時の体調、総たんぱくなどとあわせて見ます。

低い場合に考えられること

  • 肝臓でアルブミンを作る力の低下、腎臓からのたんぱく喪失、消化管からの喪失、炎症、栄養状態などと関連することがあります。
  • 尿蛋白、総たんぱく、AST、ALT、γ-GTP、BUN、クレアチニン、eGFRなどを一緒に確認します。

関連する病気

関連する検査項目

結果の組み合わせから確認したいこと

結果の組み合わせ 一緒に確認したい項目 自己判断を避けたいこと
総たんぱく・アルブミンが低い 尿蛋白、肝機能、腎機能、むくみ、体重変化、栄養状態、炎症反応 低栄養だけと決めつけず、肝臓・腎臓・消化管からの喪失などを医療機関で確認します。
総ビリルビン・直接ビリルビンが高い AST、ALT、ALP、γ-GTP、尿の色、便の色、黄疸、腹痛、発熱 黄疸や右上腹部痛、発熱がある場合は、結果だけで様子見せず早めに相談します。
ALPとγ-GTP・ビリルビンが一緒に高い 胆道系、肝機能、腹部超音波、腹痛、服薬、飲酒、過去推移 胆道系や肝臓の確認が必要になることがあるため、検査値だけで原因を断定しません。
アミラーゼが高く腹痛や吐き気がある リパーゼ、肝胆道系項目、胆石、飲酒、腎機能、腹部画像検査 急性膵炎などの可能性も含め、強い症状がある場合は早めに医療機関へ相談します。

生活習慣で見直したいこと

極端な食事制限、飲酒量、体重変化、むくみ、持病や服薬の有無をメモしておくと、健診後の相談で役立ちます。

食事と生活リズムを見直したい方へ

健康診断の結果をきっかけに、日々の食事・睡眠・運動を整える情報も確認できます。

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医療機関に相談したいケース

  • アルブミンが低く、むくみ、体重減少、食欲低下、強い疲労感がある場合。
  • 尿蛋白が陽性、またはクレアチニンやeGFRにも異常がある場合。
  • 肝機能項目や血小板など、複数の結果が基準範囲から外れている場合。

よくある質問

アルブミンが低いとき何を確認しますか?

低値には複数の背景があります。結果だけで判断せず、尿検査、肝機能、腎機能、症状とあわせて医療機関で確認しましょう。

食事で見直せることはありますか?

食事が関係することはありますが、病気や炎症、尿蛋白が背景にあることもあります。自己判断で済ませず原因を確認することが大切です。

参考・出典

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医療情報に関する注意

このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は医療機関へ相談してください。